2021.05.21
「30年来の後遺症にも
希望をもって毎日座っています。」
広島県 矢藤さんご夫妻
矢藤さんの奥さまは、30年前に子宮がんの大手術をされました。
それも3000人に1人という特殊な癌だと診断された時のことです。
「手術をする際には、主人が再発のないように患部をとにかく多めに取ってくれと先生に頼んでくれました。
今と違って30年前の癌ですからね、もう死を意識しましたね。」
手術は無事成功、その後転移もなく癌は完治しましたが、右足にリンパ浮腫の後遺症が残ってしまい
突然何度も熱が出るようになり、これまで薬を飲みながら入退院を繰り返してきました。
今でもその後遺症は残り、右足がパンパンに浮腫んでいるそうですが
ケアラボを訪れてしばらくすると、その状態に少し変化が現れたと言います。
「ん?お父さんちょっと見て。違うよね。太ももを曲げるのが楽になってきた感じ。
リンパが少しずつ流れてきたのかなぁと、これは続けてみようと思ったんです。
30年間の後遺症なので、すぐにすべて良くなるとは思っていませんが
いつかカモシカのような足になるかな?なんて言いながら。希望をもっています。」
ご主人は、三叉神経痛と網膜静脈閉塞症という眼の病気を患っていらっしゃいます。
「三叉神経痛は、何年か前から左の顔面が痛くなったんです。
病院ではひどくなったら痛み止めの薬を出しますよと言われていました。
でも徐々に頭の方まで痛くなってきて、風呂で頭を洗うとピリピリとひどく痛くて。
眼の方は、静脈内に血栓のようなものができて、眼が膨れてくるんです。
治療として眼に注射をするんですが、それが1本15万円もして、効果は2か月くらい。
昨年の医療費は大変でした。」
奥さまのご趣味は絵を描くこと。描き始めると時間を忘れて何時間でも描き続けてしまうそうです。
ご主人も、奥さまの絵が大好きで、ご自宅には至る所に絵画が飾られています。
「ずっとしまっていたら絵がかわいそうでね。」
おふたりともアスモケアとの縁で明るい希望が見えたとおっしゃいます。
「ふたりの体調が少しずつ良くなって、今よりも健康に過ごせるようになればいいな思っています。」